里山と牛研究会/えんの会

連絡先

    里山と牛研究会/えんの会事務局
〒729-0111 広島県福山市今津町3-2-77
TEL: 084-939-7308 FAX: 084-933-2308
E_mail: satousi1@yahoo.co.jp



☆ 牛は資源を循環し、人をつなぐ

 里山と牛研究会・畜産システム研究会共催「富士山岡村牧場現地研修会」は、講演会、シンポジウムおよび現地見学を通して、自然と人、牧場と人、生産と消費、人と人をどうつなぐか学ぶことを目的として2009年11月14日、15日に開催致しましたが、90名近い方にご参加いただきありがとうございました。

日時 11月14日 14:00〜16:30 講演とシンポジウム
会場 朝霧ジャンボリーゴルフクラブ

講演「自然とデザイン −自然と人、人と人をつなぐ新しい時代の共創−」 
              広島大学名誉教授  三谷克之輔  論説1 論説2

シンポジウム「F1雌牛の放牧繁殖による新しい牛肉市場の共創」 図1(pdfファイル)
         システムに支配されるのではなく、システムを共創する 図2,図3 図4,図5(pdfファイル) 論説

         富士山岡村牧場    岡村千代次
         まかいの牧場      馬飼野公洋
         日本畜産(株)     小林晋
         食と環境の未来ネット 村上喜久子
         畜産システム研究所  三谷克之輔

問題提起  牛の放牧で自然と人、人と人をつなぐ夢と可能性は広がるか?

    ハイブリッド牛生産とは ― 取引から取り組みへ (スライド説明)
    F1生産の現状と将来をどう考えるか
    F1クロスの牛肉はどう評価されるか
    F1雌牛繁殖の普及の可能性と課題
    F1雌牛経産牛肥育の牛肉消費の拡大の可能性と課題
    F1雌牛の放牧を柱とするイノベーションは期待できるか
    里山と牛研究会/えんの会をどう発展させるべきか
    民間の地域研究所の活動は可能か
    大学や公的研究機関との共創は可能か


17:00〜19:30 懇親会

11月15日 富士山岡村牧場 まかいの牧場 見学と観光(白糸の滝、富士山五合目)



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自然と人、人と人をつなぐ新しい時代を共創するモデルの一つとして「えんの会」をデザインし、
10月4日に松永えんの会講演会を開催して、実践の第一歩を歩み始めました。
そして富士山岡村牧場現地研修会で自然と人、牧場と人、生産と消費をつなぐもう一つのデザインを提案し、
住民や市民と牧場や農業のもつ多様な資源をつなぎたいと思います。

松永えんの会講演会のご案内 (案内チラシ)
90名近くの方にご参加いただき盛会でした。ありがとうございました。

日時 10月 4日(日) 13:30〜16:00
場所 福山市西部市民センター5階多目的室

講演 アマゾン先住民の生活 −熱帯森林と生活をどう守るか−
     熱帯森林保護団体 代表  南研子

提案 自然とデザイン −自然と人、人と人をつなぐ新しい時代の共創−
     広島大学名誉教授  三谷克之輔

アマゾンは日本から距離的にも、生活スタイルも最も遠いところにありますが、
それでも自然の一員である我々はあらゆる意味でつながっています。
自然と一つになって生活しているアマゾン先住民には自然という言葉はなく、
人々が一つになって生きている彼らには幸福という言葉もありません。
アマゾン先住民の生活と我々はどうつながっているのか、
自然をどう考え、自然と人、人と人との関係をどうつないでいけば良いのか、
真の豊かさとは何か、アマゾン先住民の生活を原点にじっくりと考えて見ましょう。


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里山と牛研究会とは  2009.7.9 更新

この研究会は対象を細分化して分析するためにあるのではありません。
むしろバラバラになった人と自然、人と人を牛の放牧でつなぐデザインを描き、
それを実践を通じて実現していこうというフィールド研究と実践の場です。

経済、社会、それに技術を含むソーシャルビジネスを提案し、
研究会活動で共感の輪を大きくしながら、
今の時代を飛躍して、 未来では『普通』になるような
新しいデザインの研究をしていきたいと思います。

「科学の全体は、日常的な思考の精錬にほかならない(アインシュタイン)」
フィールド(現場)においては、生産者、消費者、市民、地域住民のいずれも研究者です。
それぞれ立場は違っても、平和を求める心、他者を尊重する心を共有し、
次世代に今よりは良い社会を引き継ぐために、
智に働けば角がたち、情に棹させば流される(夏目漱石)世間の殻を破り、
理を優先し、情を添える(松下幸之助)新しい社会の共創をめざす研究会です。

閉じた安心社会が崩壊し、開かれた信頼社会の構築が求められています。
里山と牛研究会の活動は、生産と消費をつなぎ、都市と農村をつなぎ、
社会に信頼される研究会をめざします。
研究会に参加した経済活動が「顔の見える認証制度」と認められるように、
生産と消費、都市と農村を誠実につないでいきます。

研究会がデザインを提案し、生産と消費、都市と農村をつなぐとしても、
活動のエネルギーは、生産や消費、都市と農村から沸々と湧いて来るものでなくてはなりません。
その枯れない井戸の水を汲むために、
消費と都市の場に「えんの会」を置き、生産と農村の場に「研究所」を置きます。

研究会の活動

「えんの会」とは  2009.9.15 更新

私たちは自然から隔離された小さな思考習慣の殻に閉じ込められて生きています。
それは日本の閉じた安心社会、助け合う共同体の伝統の遺産とも言えますが、
今や自然とつながっていた農業や人と人をつないでいた地域共同体は崩壊しつつあります。
アーミッシュの人々は電気や自動車の近代化を拒絶して、
農業を主体にした共同体を守り、閉じた信頼社会を築いていますが、
近代化を歩む私たちには、どう自然とつながり
開いた信頼社会をどう構築するかが問われています。
「えん」の会は、いろいろな縁で結ばれる「縁」、
その縁を大きくしたいという「円」や悟りの「円」、
そして経済の「円」を含めて、
自然と人、人と人をつなぐゆるやかな共同体、交流と学遊の場を提供します。
しかも会が個人を拘束するのではなく、
一期一会の運営をして人と人をつないでいきます。


えんの会憲章(基本会則)   えんの会(交流と学遊の場)のデザイン  

里山と牛研究所  2009.5.10 更新

農・牧・林業と市民をつなぐには、牛の放牧や農林業を支援する組織が地域に必要です。まず、放牧による子牛生産を実践する牧場を支援する里山と牛研究所(仮称)が地域に組織され、その活動を市民交流の場である「えんの会」につないでいきたいと思います。
この研究所のもう一つの大きな使命は、農牧林業の研修と新規参入者を養成することです。研究所で学んだ研修生の農牧林業への新規参入を支援するだけでなく、研究所の担い手も育て、研究会活動を次の世代につないでいきます。

畜産システム研究所との関係  2009.5.10 更新

畜産システム研究所は、里山と牛研究会の依頼により放牧に使用するF1雌牛の生産、放牧F1雌牛の肥育、F1雌牛から生まれた子牛の肥育、生産した牛肉の消費者への販売等を畜産システム研究所に参加する酪農家、肥育経営者、飼料会社、流通業者等で連携して実施します。

新しいシステムで生産されたハイブリッド肉用牛(F1雌放牧牛とF1雌牛から生まれた子牛、F1クロス)は、里山と牛(仮称)の新しいブランドで、里山と牛研究会の会員(流通業者を含む)を中心に販売します。

なぜ、ハイブリッドなのか? 繁殖と肥育能力が優れているのに、まだその能力を活用した生産が普及していないので、子牛市場や枝肉市場でその生産が認知されず、その価値が正当に評価されていません。また、高級肉を和牛ブランドで販売してきた流通市場が、和牛を黒毛和種を含む4品種に制限したために、ハイブリッド牛を和牛ブランドで販売できなくなったこともあり、ハイブリッド牛相場が低迷しています。ハイブリッド牛生産は生産から販売までのシステムをつくる必要があるのです。

なぜ、和牛でないのか? すでに市場があるから、市場を相手の生産ができます。これまでの伝統を否定するものではなく、むしろ和牛ブランドは農家のために大切に守りたいと思います。しかし現在は大規模経営で和牛が飼育されるようになり、農家から和牛が消えつつあります。また、高い子牛価格、枝肉価格の市場があることが、資源循環型農業を貨幣循環主導型の農業に反転させる危うさがつきまとうことにも注意しておく必要があります。
自然とデザイン研究会会則案(2009.6.15)

  当会は生産と消費、農村と都市、地域の人と人をつなぐ活動を、会費なし、会則なしで続けます。この活動に共感される方が増えた場合には、「里山と牛」の枠をもっと大きくして「自然とデザイン」という会報を発行したいと考えています。内容は市販可能な水準にしていければという夢を持っています。これまで提案していました里山と牛研究会会則案を下敷きにして、自然とデザイン研究会会則案を作成してみました。会則よりも会報の内容を充実させることの方が大切ですが、当会の活動の将来をイメージしていただくために公開しておきます。


里山と牛研究会資料

自然とデザイン −自然と人、人と人をつなぐ新しい時代の共創−
差別されるハイブリッド牛

牛の放牧によるイノベーションとソーシャルビジネスの提案

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