宮崎口蹄疫の検証と対策

宮崎口蹄疫の防疫対策を検証し、新しい防疫体制の構築を提案する
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2010. 9. 17 開始  2011.4.8 更新
連絡先 畜産システム研究所 E_mail: satousi1@yahoo.co.jp
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 人の生殺与奪の権を検察が握るのも恐ろしいが、家畜の殺生与奪権を国の家畜衛生に関係する「専門官」に握られているのも心配だ。彼らは口蹄疫の「患畜と患畜になる恐れがある疑似患畜は殺処分する」という家畜伝染病予防法を根拠に、家畜の体内から遺伝子検査(PCR)でウイルスの破片を見つけたら疑似患畜と認定し、疑似患畜と認定された牧場の牛、豚は全頭殺処分されている。この科学的でも論理的でもない論法で疑似患畜の範囲はいくらでも拡大でき、任意に設定した範囲の健康な牛、豚は全て疑似患畜にして殺処分されることになる。実際に移動制限された地区の牛・豚は健康であっても、その後、防火帯のようにワクチン接種後直ちに殺処分された。ワクチン接種は早くすべきであり、殺処分を前提にしたワクチン接種に何の意味があるのだろうか。また、なぜワクチン接種した家畜を殺処分する必要があるのか。マーカーワクチン使用後の抗体検査の準備を怠っていたとしか考えられない。殺生与奪権を行使するには、必要最小限の殺処分にするために、科学技術の発達を促し、経営規模の拡大を考慮しながら、常に現場にあった最善の防疫体制を準備しておく必要がある。江戸時代は人の生殺与奪の権は藩にあった。家畜の殺生与奪権は現場に近い県に与え、予算措置は国が責任を持つべきである。

20世紀型全殺処分のドグマからの脱却を

牛 vs. 豚か、規模の戦いか  現場における意見交換(農と島のありんくりん)

殺処分を前提にしたリングワクチンは「考えられない」

「口蹄疫を終息させるための被害最小化問題」と対策

口蹄疫に関する2つの対談 − ワクチンに対する理解と情報の違い

口蹄疫のワクチンと簡易迅速な検査法

なぜ簡易PCR法の開発導入を稚拙な論法で否定するのか

日本獣医学会微生物学分科会長からのメール

獣医・専門家は、なぜ「ワクチン接種後に殺処分の必要はない」ことを紹介しないのか

我が国の口蹄疫対策と海外専門家の評価

疫学調査チームは何のための仕事をしたのか

家畜伝染病予防法改正よりも、口蹄疫に関する防疫指針の見直しを

家伝法改正に関するパブリックコメントを提出しました

口蹄疫45分で診断 山崎・宮大准教授が開発

4月20日の口蹄疫発生1年を振り返るフォーラム  (案内)
口蹄疫の被害最小化対策を考える(2011年4月20日 講演要旨) 図表1 図表2 図表3 提言

口蹄疫の感染は発症半日後から平均1.7日間と短い

口蹄疫に関するシンポジウム(2011年7月23日)のお知らせ

口蹄疫の感染時期は短い −英国動物衛生研究所報告の紹介

口蹄疫の被害最小化対策のためのマネジメント(2011年7月23日 講演スライド)
スライド1〜2  スライド14
資料1〜2  資料3〜4  資料5〜6  資料7〜8  資料9〜10  資料11

口蹄疫の被害最小化対策を考える (畜産システム研究会報第34号:11-45,2011.2) 引用文献

口蹄疫のワクチン対策と遺伝子検査 表7  表8
3) 口蹄疫感染とウイルス排出と抗体産成の関係(リンク3)  スライド3,4
4) 口蹄疫の伝染時期と防疫対策(リンク4)  スライド5,6
5) 口蹄疫のワクチン対策と遺伝子検査(リンク5)  スライド7,8,9
スライド10スライド11
スライド12スライド13
文献
口蹄疫対策に関する最新の科学的知見と国際動向(デーリィマン61,44-45,2011.12



問題設定

はじめに

1.家畜伝染病予防法と防疫方針の改善点  法と方針の改善たたき台

2.東アジア防疫体制の整備

3.わが国の防疫体制の整備

  1)口蹄疫発生時の初動について  初動対策のたたき台

  2)なぜワクチンを早期に使用しないのか   ワクチン対策のたたき台

  3)患畜と疑似患畜について

  4)口蹄疫のワクチンと簡易迅速な検査法 口蹄疫検証委員会への反論

4.感染経路の解明

5. 豚の防疫対策

6. 糞尿処理と完熟堆肥化の重要性について

7. OIEコードの理解のために

2010.9.22 開設 2010.9.23 更新1 2010.9.27 更新2 2010.9.29 更新3 2010.9.30 更新4 2010.10.3 更新5 2010.10.5 更新6 2010.10.10 更新7 2010.10.15 更新8 2010.10.18 更新9 2010.10.21 更新10 2010.11.1 更新11  2010.11.8 更新12 2010.11.30 更新13 2010.12.1 更新14 2010.12.3 更新15 2010.12.13 更新16 2010.12.17 更新17




検証項目 

1.家畜法定伝染病予防法と「口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針」は、なぜ改正されず放置されたのか。
2.遺伝子検査と抗体検査はどのように実施されたのか。分子疫学による感染経路の解明はなされているのか。
3.なぜワクチン接種を急がなかったのか。また、なぜワクチン接種畜を殺処分したのか。
4.口蹄疫の発生の疑いを届けなかった牧場は処罰の対象にならないのか。
  また、当牧場には補償金の支払いよりも罰金の支払いを求めるべきではないか。
5.その他


政府への要望事項
1.口蹄疫ウイルスの侵入経路の解明を
   分子疫学調査とアジア防疫体制の整備
2.ウイルス遺伝子の簡易迅速検査法の導入を
3.疑似患畜全殺処分の廃止を
   患畜と疑似患畜の曖昧な定義の是正
   現場でのウイルス遺伝子の簡易迅速検査法と畜房単位の殺処分

4.緊急ワクチンの合理的な使用を
5.その他



口蹄疫(FMD)情報検索
Molecular epidemiology reports (ME Reports 2010 by the FAO World Reference Laboratory for FMD)
受理日 香港(2010.3.5) 香港(2010.3.16) 韓国(2010.4.12) 日本(2010.4.27) ロシア(2010.7.19)

FMD Situation in the Far East - 2010  FMD/FAO
Transmission Pathways of Foot-and-Mouth Disease Virus in the United Kingdom in 2007 (2008)
Molecular Epidemiology of the Foot-and-Mouth Disease Virus Outbreak in the United Kingdom in 2001 (2006)
Comparative Genomics of Foot-and-Mouth Disease Virus(2005)
Molecular epidemiology of foot-and-mouth disease virus (2003)
Molecular epidemiological studies on recently-isolated FMD viruses(2002)
kkk2009OIE
Foot and Mouth Disease in East Asia (Defra 2010)
RNA配列による遺伝子診断は? (Y日記 2010.5.28)
口蹄疫ウイルスと口蹄疫の病性について(2000)
口蹄疫ウイルス遺伝子の簡易・迅速検査法

the $50 Tetracore FMD real time PCR test
The RAPID "suitcase" can be used by field personnel with minimal training.

The first assay to be launched on Bio-Seeq will be for Foot-and-Mouth Disease virus
How to use the Bio-seeq Portable Lab-Training in Turkey
Diagnosis of FMD by RTPCR: prospects for mobile and portable assays(2006)

抗体検査の簡易化

Svanodip ® FMDV-Ag penside test Svanova Sweden
How to use Svanodip FMD Ag test
Field Evaluation of Rapid “penside” Tests for FMDV (2004)

kkk

口蹄疫のワクチン

Experimental evaluation of foot-and-mouth disease vaccines for emergency use in ruminants and pigs: a review
The effect of foot-and-mouth disease (FMD) vaccination on virus transmission and the significance for the field.
A review of emergency foot-and-mouth disease (FMD) vaccines.

患畜と疑似患畜


新型インフルエンザの簡易迅速な遺伝子検出試薬を製品化(2009)
新型インフルエンザの簡易PCR検査法を理研が開発(2009)
核酸増幅とクロマトグラフィーの組み合わせによるノロウイルスの検出
【先進医療専門家会議】疱疹ウイルスの遺伝子検査を先進医療として了承(2009)


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